ラングドック地方に居を構えるドメーヌ レスカルポレット。
その造り手であるイヴォ・フェレイラは、ソムリエとしてサービスの仕事に従事していた時にワイン造りに興味を持ち、
2004年にジャン・マルク・ブリニョの収穫を手伝ったのをきっかけにその興味を具体的な目標へと高めていきます。
2005年からはシャトー ル ピュイで仕事を得てワイン造りを学び、2009年に自身のドメーヌであるレスカルポレットをスタートさせます。
理想のワインの姿を尋ねると、上品さや繊細さ、フレッシュさ、なめらかさ、ミネラル感を備えたワインであるといいます。
彼がワイン造りを行うラングドック地方は果実味やアルコール感の強さを得るのは比較的容易な産地ですが、反面エレガントさやフレッシュさといった飲み心地につながる味わいを得るのが難しい場所です。
しかし、ひとたびレスカルポレットのワインを口にすれば、彼が理想に掲げる個性がしっかりと表現されているのに驚いていただけると思います。
充実した果実味と美しい余韻やなめらかな飲み心地の調和は、ラングドックの豊かな自然とイヴォ・フェレイラの繊細な人柄の調和から生まれた唯一無二の個性なのです。
【2018VIN】
2017VTまでBad Boysとしてリリースされていたキュヴェが、キュヴェ名を変更して登場。
某ボルドー生産者からのキツいクレームで名称を変更しなくてはならなくなり、Superを付けたとの事。
今年の来日時に、「また変更になったら、次はHyper Bad Boysか?」と本人に聞いた所、爆笑しながら「流石にそれはない。Super付けときゃ大丈夫だろ」と彼らしいユルさ全開なコメントをしてくれました。
濁りの有る薄いルビー色。
まるで濃いロゼのような淡さ。
ピノ・ノワールに通じる様な、ラズベリーや小粒の苺の香りに加え、次第に紅茶のようなニュアンスも加わります。
グラス全体が華やかな明るい香りに包まれ、ついつい幸せな気分に。
柔らかい果実が酸に包まれた心地良く飲み進められるワインで、柔らかくソワフな質感があり、ずっと飲んでいられるほどです。
アルコール度数は13%ですが、そう思えない程の爽快な喉越しの良さが感じられます。
2日目以降は全く不安定になること無く、マメが出ることもありません。
若干果実感が落ちますが、バランスは保っている為、安心して飲むことが出来ます。
2,900円[税抜き]
2018年 |
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