ラングドック地方に居を構えるドメーヌ レスカルポレット。
その造り手であるイヴォ・フェレイラは、ソムリエとしてサービスの仕事に従事していた時にワイン造りに興味を持ち、
2004年にジャン・マルク・ブリニョの収穫を手伝ったのをきっかけにその興味を具体的な目標へと高めていきます。
2005年からはシャトー ル ピュイで仕事を得てワイン造りを学び、2009年に自身のドメーヌであるレスカルポレットをスタートさせます。
理想のワインの姿を尋ねると、上品さや繊細さ、フレッシュさ、なめらかさ、ミネラル感を備えたワインであるといいます。
彼がワイン造りを行うラングドック地方は果実味やアルコール感の強さを得るのは比較的容易な産地ですが、反面エレガントさやフレッシュさといった飲み心地につながる味わいを得るのが難しい場所です。
しかし、ひとたびレスカルポレットのワインを口にすれば、彼が理想に掲げる個性がしっかりと表現されているのに驚いていただけると思います。
充実した果実味と美しい余韻やなめらかな飲み心地の調和は、ラングドックの豊かな自然とイヴォ・フェレイラの繊細な人柄の調和から生まれた唯一無二の個性なのです。
【このワインについて】
ソレラシステムの様に造られた甘口ワイン。
2010年から2017年までのワインをブレンドして造られています。
キュヴェ名の由来はポルトガル語で干しぶどう。
ポルトガル出身のイヴォらしく、ポルトガル語で名付けられましたが、何のひねりもなく直球なキュヴェ名なのは、彼の性格を知る人達なら納得してしまうかも。
甘口ワインに有りがちな、ある種のエグみや喉に引っ掛かるようなニュアンスが全く感じられない驚異的な甘口ワイン。
ソレラシステムと酸を感じられる良質な葡萄の為か、甘口ワインでありながら、通常ワインの様にスルスルと飲めてしまいます。
フルーティーなコーヒー豆や無花果の赤ワイン煮のようなフルーツ感が全面に感じられる中、若干のタンニンがワイン全体を締め、ポジティヴな効果を与えています。
デザートと合わせて良いですが、このワイン単体でも十分満足できる仕上がりになっています。
2日目以降もバランスが崩れることはなく、美味しく飲むことが出来、2週間近くは問題なく飲むことが出来る。
5,670円[税抜き]
NV(2010-2017) |
在庫:
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