DETAIL
ダイレクトプレス寄りの白のピノグリの特徴が良く出ている|ドレイヤーのファンであればあまりの美味しさにため息をつくこと間違いなし
【生産者】ジャン・マルク
【生産地】フランス/アルザス
【タイプ】白ワイン(マセラシオン)
【品種】ピノグリ
【Alc.】12.5%
【容量】750ml
【このワインについて】
ブドウはキュヴェ・ウェッグやピンク・ポンと同じ畑から!
ピノグリはブドウの状態に応じて3つのキュヴェを仕込み分ける!
キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んで
いたことから「原点」と言う意味で名付けた!
2021年はウェッグやピンク・ポンは仕込まずオリジンだけ仕込んでいる!
【2021vinは】
ドレイヤーのワインの中でも色合いが薄い赤に近いことからピンク・ポンと並び人気の高いピノグリ・オリジン!
ちなみに人気のピンク・ポンも同じブドウだが、アッサンブラージュのピノノワールが少なかったため今回はピンク・ポンを見送りピノグリ・オリジンだけ仕込んでいる。
出来上がったワインは、前年よりも果実味とタンニンがしなやかで、ジューシーなエキスが染み入るように優しい!
通常、太陽に恵まれた年のマセラシオンは色も香りも味わいもジュラのプールサールのような薄い赤の特徴が出るが、2021 年は涼しいミレジムだったこともあり、味わいはどちらかというとダイレクトプレス寄りの白のピノグリの特徴が良く出ている!
果実の凝縮したエキスと優しいタンニンとのハーモニーが絶妙で、ドレイヤーのファンであればあまりの美味しさにため息をつくこと間違いなし!
少し濁りのある赤みがかったオレンジ。
ザクロ、アセロラ、柿、火打石のスモーキーな香り。
ワインはジューシーで柔らかく染み入るような優しい果実味があり、線の細いキュートな酸、鉱物的なミネラル、紅茶のような繊細なタンニンが味わいの骨格を支える!
残糖は0.6g/Lの完全辛口!SO2無添加!ノンフィルター!
【ジャン・マルク・ドレイヤーについて】
オーナーのジャン・マルクは4代目。
幼少の頃から父の畑仕事を手伝うのが大好きで、14歳にはすでにトラクターを運転していた。
高校を卒業し会社勤めをしていたが、2000年25歳の時、父の定年が近づいたことを機に実家に戻る。
農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通い、同時に、以前から興味のあったビオディナミをパトリック・メイエのところで学んだ。
2004年、完全に父の畑を引き継ぎドメーヌ・ジャン=マルク・ドレイヤーを立ち上げる。
そして、6haあった父の畑をビオディナミに変える。
立ち上げ当初はブドウ栽培の他にもジャガイモや古い昔の小麦、野菜なども並行して作り販売していた。
また、ワインのボトル販売は地元や観光客のみで、大部分はネゴシアンが桶買いしていた。
2009年、パトリック・メイエの影響もあり、ピノ・ノワールで最初のSO2無添加のワインをつくる。
これを機にSO2無添加のワインに気持ちが傾いていったジャン・マルク。
2013年、初めて全てのワインをSO2無添加で仕込む。
2014年、並行して行っていた野菜販売をやめ、またネゴシアンに売るワインも大幅に減らし、SO2無添加ワイン造りに専念し現在に至る。