DETAIL
真似したいと思うスタイルは世に無いから自分らしく
【生産者】イヴァン・クライバー
【生産地】チェコ/モラヴィア
【タイプ】白ワイン
【品種】グリューナー・ヴェルトリーナー70%、ミュラー・トゥルガウ30%
【Alc.】10.5%
【容量】750ml
祖父と父も小さなワイン醸造家だったイヴァン(夫)はチェコのヴァルチツェにある唯一ワインについて学べる高校を卒業後、ブルノにあるメンデル大学でぶどう栽培工学を専門で学ぶ。
卒業後、2年後世界中を旅して、チェコ共和国に戻る。
22歳のとき父親がザイェチーの村で1haの小さなワイナリーを立ち上げ、ぶどう園の手伝いとしてそこで働き始め、ワイン技術者のアシスタントとしてセラーで働き、5年後セラー長になる。
14年間で1haだったぶどう園は22haへ。
その後、変化を求め、プラハの農林水産省のワイン部門で2年間働き、そこで現在の妻イヴァと出会い、2018年にモラヴィアの南部で小さなワイナリーを夫婦で設立。
ワイナリーの名前、Směskaはチェコ語で「混合」という意味。
モラヴィアの南部出身の夫とプラハ出身の妻。
2つの異なる人格の混合を意味する。
多くの品種を混ぜ合わせてワインを造っているという意味もある。
ラベルは私達の生活の様々な描写があります。
ウサギのラベルは、彼らの住むザイェチー村はチェコ語でウサギがたくさん住む場所という意味。
ヘアードライヤーのラベルは彼らのワインは全てドライですという意味。
鳥が妻の心に描かれているラベルは、夫であるイヴァンの苗字のKleiberが、ムナジロゴジュウカラ(鳥の名前)なので、彼女の心の中に夫が居るという意味。
全てが彼らの生活の中のシンボル。
真似したいと思うスタイルは世に無く自分らしいワイン造りをしたい。
自然とよい関係性を持つことを大切にしている。
人々にするように謙虚になり、忍耐強く耳を傾け、正直になり、そして待つ。
そうすると、ぶどう園にもワインにも最高のものを与えることができる。
人工的な影響を与えず、自然の影響に任せる。
新しい畑を購入し、新しいワインセラーも建てたので、2021年は生産量を倍にして、ナチュラルなスパークリングワインに焦点を当てたい。
【このワインについて】
2020年8月12日に収穫。
土壌は黒っぽい褐色土。
タンポポがたくさん生えています。
畑はブルジェツラフ地区ザイェチーで24時間マセレーションし、自然発酵。
フレンチ古木樽入れる。
2週間に1回バトナージュし、それを7カ月間。
ノンフィルター。(ドゥルハチェックはぶどうの搾りかすで造るワインのこと。二番煎じのお茶のような物、ジョークでつけている名前)