DETAIL
スロバキアの注目新人、若手ダビットの2作目
【生産者】ダビット・クシツキー
【生産地】スロバキア/南スロバキア
【タイプ】赤ワイン
【品種】ピノ・ノワール
【Alc.】12%
【容量】750ml
1998年に祖父と父がワイナリーを設立。
生産者は3代目で現在生産者は25歳。
幼少期から妹と一緒に畑やセラーに行き両親や祖父を手伝っていた。
その後、チェコのブルノにある、メンデル大学ぶどう栽培とワイン醸造学部を卒業し、自分たちと同じ哲学を持っているオーストラリアのアデレード・ヒルズにあるコミューン・オブ・ボタン(元ルーシーマルゴーのアシスタントワインメーカー)で1年間働く。
ワイナリーでは全家族が働いており、生産者の祖父はスロバキアでの有機農業とワイン生産の先駆者で1980年代にエコロジーとビオデナミの記事を書き1998年に彼らはスロバキア共和国で最初のワイン生産者として認定された。
40haのぶどう園と10haのクルミ園と3haの栗園をすべてオーガニックで管理。
祖父と父が始めた造り方で今もワインを造っているが、自分の「ライン」を造りたいと考え、太陰暦に従ってワインを造っていることを表現するルナパークと名付ける。
世界各地にある遊園地の名前でもある。
よい土壌造りのためぶどう園のには緑の植物がたくさんあり、植物からの抽出したオーガニックスプレーを使用し、高品質のぶどうのみを使用。
ワインは無添加。
ステンレスタンクか、コンクリートエッグで熟成。
王道のワインではなく、気軽で飲みやすく、酸が高くフレッシュで、火山性土壌のぶどう園からのエネルギーに満ちているワインを造るように心掛けている。
ワインバーの元同僚でもある友人のダンテがラベルをデザイン。
ダンテはフリーで活動している創造的なアーティストで、グラフィックデザイナーや画家であり、ワイン好き。
【このワインについて】
手積み収穫した無傷の良い状態のぶどうのみを使用し、除梗、プレス。
そこから抽出されたジュースを空のステンレスタンクに入れ、3日から4日で自然発酵が始まる。
発酵が開始したら、またぶどうを収穫し、全房でそのタンク内に加える。
タンクの底にあるジュースが発酵し、二酸化炭素を出すことにより、全ての房の酸化を防ぐ。
全房を入れるとすぐに 発酵が始まり、4日ほどそのままにする。
その後5日間、下部の液体を果帽にかける、ポンプオーバー(液循環)をし、プレス、発酵が終了。
ステンレスタンクで熟成。
添加は一切無し。ノンフィルターでボトリング。
【2020vinは】
フランボワーズや苺といった、若々しい可愛らしく甘酸っぱい、ピチピチとした風味やハーブ感、時間と共に白桃のトロミ感も...
少し冷やして、カジュアルにグビグビ、仲間と飲みたい!