DETAIL
オレンジティーと言えるような柑橘系のフレーバーと紅茶のような渋味|マセラシオン色の強い味わいに
【生産者】ジャン・マルク
【生産地】フランス/アルザス
【タイプ】白ワイン(マセラシオン)
【品種】ピノオークセロワ
【Alc.】13%
【容量】750ml
【このワインについて】
オリジンとオーセリスは同じ区画で、オーセリスよりも完熟したブドウを採るために少し収穫を遅ら
せている!(ちなみに2020のオーセリスの収穫日は9月4日)
キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んで
いたことから「原点」と言う意味で名付けた!
【2020vinは】
2020年のオークセロワは、早熟で収量にも恵まれた当たり年!
ジャン・マルク曰く、この年は果皮からの抽出が良く、マセラシオン期間は前年よりも 1 日短いにもかかわらず、ワインはタンニンのしっかりと効いたマセラシオン色の強い味わいに仕上がったとのこと。
出来上がったワインはいつもよりも色合いが濃く、若干の澱の濁り感が美味しさを誘う!
味わいはまさにオレンジティーと言えるような柑橘系のフレーバーと紅茶のような渋味があり、余韻に残るキメの細かいタンニンがボディーに赤ワインのような骨格を与える!
ジャン・マルクのおススメのマリアージュ料理はマグレドカナールなど胸肉を使った鴨料理とのこと♪
びわやオレンジに青梅の爽やかな香りや松脂のこもった香りが重なる。
ワインはフルーティーかつ締まりがあり、オレンジティーのような果実の芳醇なエキスと繊細なタンニンの収斂味に滋味深くビターなミネラルがきれいに溶け込む!
残糖は0.2g/Lの完全辛口!SO2無添加!ノンフィルター!
【ジャン・マルク・ドレイヤーについて】
オーナーのジャン・マルクは4代目。
幼少の頃から父の畑仕事を手伝うのが大好きで、14歳にはすでにトラクターを運転していた。
高校を卒業し会社勤めをしていたが、2000年25歳の時、父の定年が近づいたことを機に実家に戻る。
農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通い、同時に、以前から興味のあったビオディナミをパトリック・メイエのところで学んだ。
2004年、完全に父の畑を引き継ぎドメーヌ・ジャン=マルク・ドレイヤーを立ち上げる。
そして、6haあった父の畑をビオディナミに変える。
立ち上げ当初はブドウ栽培の他にもジャガイモや古い昔の小麦、野菜なども並行して作り販売していた。
また、ワインのボトル販売は地元や観光客のみで、大部分はネゴシアンが桶買いしていた。
2009年、パトリック・メイエの影響もあり、ピノ・ノワールで最初のSO2無添加のワインをつくる。
これを機にSO2無添加のワインに気持ちが傾いていったジャン・マルク。
2013年、初めて全てのワインをSO2無添加で仕込む。
2014年、並行して行っていた野菜販売をやめ、またネゴシアンに売るワインも大幅に減らし、SO2無添加ワイン造りに専念し現在に至る。