DETAIL
いつもより低アルコールで優しい果実味が前面に出ていて、まるで搾りたての白桃ジュース|ボトル 1 本軽く空けてしまいそうな…魅力的で超デンジャラスなワイン
【生産者】ジャン・マルク
【生産地】フランス/アルザス
【タイプ】白ワイン(マセラシオン)
【品種】シルヴァネール
【Alc.】12%
【容量】750ml
【このワインについて】
シルヴァネールはジャン・マルクの持つヴィエーユ・ヴィーニュのひとつで、彼のお気に入りの品種!
キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んで
いたことから「原点」と言う意味で名付けた!
【2021VTは】
2021 年は、夏が涼しくブドウが晩熟の年だった。
オークセロワ同様に冷夏とオイディオムによりフェノールの熟しが危ぶまれたが、9 月の好天気により最終的に 1 ヶ月かけて何とかブドウを完熟レベルまで持って行くことができた。
出来上がったワインは、白い果実のエキスが優しくフルーティー!
度数が 12%といつもより低い分、アルコールのボリュームよりも優しい果実味が前面に出ていて、まるで搾りたての白桃ジュースみたい!
アフターをまとめる塩気のあるミネラルとお茶のような繊細なタンニンも優しく、あまりの飲みやすさにヘタをしたら一人でボトル 1 本軽く空けてしまいそうな…そのくらい魅力的で超デンジャラスなワインだ!
色合いは少し濁りのある黄金色。
キンカン、カモミーユ、松脂、ハチミツの香り。
ワインは優しくフルーティで、搾りたての白桃のような果実味があり、線の細い強かな酸、塩気のあるミネラル、キメの細かいタンニンの収斂味とのバランスが絶妙!
残糖は0.7g/Lの完全辛口!SO2無添加!ノンフィルター!
【ジャン・マルク・ドレイヤーについて】
オーナーのジャン・マルクは4代目。
幼少の頃から父の畑仕事を手伝うのが大好きで、14歳にはすでにトラクターを運転していた。
高校を卒業し会社勤めをしていたが、2000年25歳の時、父の定年が近づいたことを機に実家に戻る。
農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通い、同時に、以前から興味のあったビオディナミをパトリック・メイエのところで学んだ。
2004年、完全に父の畑を引き継ぎドメーヌ・ジャン=マルク・ドレイヤーを立ち上げる。
そして、6haあった父の畑をビオディナミに変える。
立ち上げ当初はブドウ栽培の他にもジャガイモや古い昔の小麦、野菜なども並行して作り販売していた。
また、ワインのボトル販売は地元や観光客のみで、大部分はネゴシアンが桶買いしていた。
2009年、パトリック・メイエの影響もあり、ピノ・ノワールで最初のSO2無添加のワインをつくる。
これを機にSO2無添加のワインに気持ちが傾いていったジャン・マルク。
2013年、初めて全てのワインをSO2無添加で仕込む。
2014年、並行して行っていた野菜販売をやめ、またネゴシアンに売るワインも大幅に減らし、SO2無添加ワイン造りに専念し現在に至る。