DETAIL
果実のエキス、キュートな酸、滋味深いミネラル、そして紅茶のようなタンニンの収斂味|マセラシオン色の強い味わいに
【生産者】ジャン・マルク
【生産地】フランス/アルザス
【タイプ】白ワイン(マセラシオン)
【品種】シルヴァネール
【Alc.】13%
【容量】750ml
【このワインについて】
シルヴァネールはジャン・マルクの持つヴィエーユ・ヴィーニュのひとつで、彼のお気に入りの品種!
キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んで
いたことから「原点」と言う意味で名付けた!
【2020vinは】
2020年のシルヴァネールは豊作に恵まれた年!
オークセロワ同様に、この年は果皮からの抽出が良く、ワインは前年と同じ造りだが、味わいは比較的マセラシオン色の強い味わいに仕上がっている。
出来上がったワインは、アルコール度数13%と前年の 13.5%よりも低いにもかかわらずストラクチャーがはっきりとしていて、果実のエキス、キュートな酸、滋味深いミネラル、そして紅茶のようなタンニンの収斂味がしっかりと感じられる!
ジャン・マルク曰く、今飲んでも美味しいが、もうあと 1~2 年寝かせてタンニンがこなれるとさらに美味しさが増すだろうとのこと!
熟したオレンジやキンカンにカモミーユなどの芳しい香が重なる。
ワインは芳醇かつスパイシーではっきりとしたストラクチャーがあり、ほろ苦いオレンジティーのようなエキスをキメの細かいタンニンの収斂味が引き締める!
残糖は0.2g/Lの完全辛口!SO2無添加!ノンフィルター!
【ジャン・マルク・ドレイヤーについて】
オーナーのジャン・マルクは4代目。
幼少の頃から父の畑仕事を手伝うのが大好きで、14歳にはすでにトラクターを運転していた。
高校を卒業し会社勤めをしていたが、2000年25歳の時、父の定年が近づいたことを機に実家に戻る。
農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通い、同時に、以前から興味のあったビオディナミをパトリック・メイエのところで学んだ。
2004年、完全に父の畑を引き継ぎドメーヌ・ジャン=マルク・ドレイヤーを立ち上げる。
そして、6haあった父の畑をビオディナミに変える。
立ち上げ当初はブドウ栽培の他にもジャガイモや古い昔の小麦、野菜なども並行して作り販売していた。
また、ワインのボトル販売は地元や観光客のみで、大部分はネゴシアンが桶買いしていた。
2009年、パトリック・メイエの影響もあり、ピノ・ノワールで最初のSO2無添加のワインをつくる。
これを機にSO2無添加のワインに気持ちが傾いていったジャン・マルク。
2013年、初めて全てのワインをSO2無添加で仕込む。
2014年、並行して行っていた野菜販売をやめ、またネゴシアンに売るワインも大幅に減らし、SO2無添加ワイン造りに専念し現在に至る。