DETAIL
ジュラのプールサールを思わせるような、しなやかで個性的な一本
【生産者】ジャン・マルク
【生産地】フランス/アルザス
【タイプ】ロゼワイン(マセラシオン)
【品種】ピノ・ノワール50%、ピノグリ50%
【Alc.】11%
【容量】750ml
【このワインについて】
限りなく赤に近いロゼワイン!
ピノ・ノワールはAnimaの畑から!
キュヴェ名はピンポン(PingPong)のPingをPinkに変えロゼワインと掛け、また同時にPinot Noir、PinotGrisの頭文字をピンポンに掛けている!
【2023VTは】
2023 年はピノノワール Anigma の収量が適正に確保できたため、収穫の序盤からピノグリを混醸してピンク・ポンを仕込んだ。
この年は収穫直前に雨が降り、ブドウがうまく希釈されたことでピンク・ポンらしいライトで薄ウマなワインに仕上がった。
味わいは、クランベリーなど赤系果実の明るい香りが広がり、果実味もみずみずしく染み入るように優しい!
後半には、滋味深いミネラルとキメ細かいタンニンによる収斂味が感じられ、複雑な余韻が続く。
ブラインドで飲めば、ジュラのプールサールを思わせるような、しなやかで個性的な一本だ!
少し濁りのある明るいルビー色。
ザクロ、クランベリー、アセロラ、黒糖の香り。
ライトボディ。
ワインはピュアでみずみずしく、チャーミングな果実味を伸びのあるキュートな酸、鉱物的なミネラル、キメの細かいタンニンの収斂味が引き締める!
残糖は0.4g/Lの辛口!
前年はそれぞれ品種ごとに仕込み最後にアッサンブラージュしたが、今回は収穫後すぐにブドウを混ぜて醸造!
SO2無添加!ノンフィルター!
【ジャン・マルク・ドレイヤーについて】
オーナーのジャン・マルクは4代目。
幼少の頃から父の畑仕事を手伝うのが大好きで、14歳にはすでにトラクターを運転していた。
高校を卒業し会社勤めをしていたが、2000年25歳の時、父の定年が近づいたことを機に実家に戻る。
農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通い、同時に、以前から興味のあったビオディナミをパトリック・メイエのところで学んだ。
2004年、完全に父の畑を引き継ぎドメーヌ・ジャン=マルク・ドレイヤーを立ち上げる。
そして、6haあった父の畑をビオディナミに変える。
立ち上げ当初はブドウ栽培の他にもジャガイモや古い昔の小麦、野菜なども並行して作り販売していた。
また、ワインのボトル販売は地元や観光客のみで、大部分はネゴシアンが桶買いしていた。
2009年、パトリック・メイエの影響もあり、ピノ・ノワールで最初のSO2無添加のワインをつくる。
これを機にSO2無添加のワインに気持ちが傾いていったジャン・マルク。
2013年、初めて全てのワインをSO2無添加で仕込む。
2014年、並行して行っていた野菜販売をやめ、またネゴシアンに売るワインも大幅に減らし、SO2無添加ワイン造りに専念し現在に至る。