DETAIL
通常Anigma用ピノ・ノワールが豊作の時にしかつくらないが特別仕様でリリース|いつものピンク・ポンよりも赤ワインらしいストラクチャーのはっきりとした味わい
【生産者】ジャン・マルク
【生産地】フランス/アルザス
【タイプ】ロゼワイン(マセラシオン)
【品種】ピノノワール40%、ピノグリ30%、オークセロワ30%
【Alc.】12.5%
【容量】750ml
【このワインについて】
限りなく赤に近いロゼワイン!
ピノ・ノワールはAnimaの畑から!
キュヴェ名はピンポン(PingPong)のPingをPinkに変えロゼワインと掛け、また同時にPinot Noir、PinotGrisの頭文字をピンポンに掛けている!
【2022VTは】
ジャン・マルク曰く、ピンク・ポンは通常ピノノワール Anigma が豊作の時にしかつくらないが、今回はピンク・ポンが大好きな彼の奥さんのために特別 10hL だけ仕込んだとのこと。
しかも急遽仕込んだので、通常収穫のスタート時にピノ・ノワールとピノグリを房ごと混ぜて醸造するのだが、今回はすでに Anigma と Origin で別々に仕込んでいたモノを最後の瓶詰前にアッサンブラージュし、ピンク・ポンらしい薄ウマな味わいを整えるためにさらにオークセロワの Origin を加え 3 品種で仕上げた。
出来上がったワインはジューシーでエレガントだが、いつものピンク・ポンよりも赤ワインらしいストラクチャーのはっきりとした味わいに仕上がっている!
ブラインドだとオーヴェルニュの薄ウマなピノやジュラのプールサールを彷彿させる!?
色合いは若干濁りのある褐色がかったルビー色。
ザクロ、クランベリー、アセロラ、グミの香り。
ワインはピュアかつジューシーで凝縮した旨味とストラクチャーがあり、チャーミングな果実味をキュートな酸、収斂味のあるキメの細かいタンニンが引き締める!
残糖は2g/L以下の辛口!SO2無添加!ノンフィルター!
【ジャン・マルク・ドレイヤーについて】
オーナーのジャン・マルクは4代目。
幼少の頃から父の畑仕事を手伝うのが大好きで、14歳にはすでにトラクターを運転していた。
高校を卒業し会社勤めをしていたが、2000年25歳の時、父の定年が近づいたことを機に実家に戻る。
農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通い、同時に、以前から興味のあったビオディナミをパトリック・メイエのところで学んだ。
2004年、完全に父の畑を引き継ぎドメーヌ・ジャン=マルク・ドレイヤーを立ち上げる。
そして、6haあった父の畑をビオディナミに変える。
立ち上げ当初はブドウ栽培の他にもジャガイモや古い昔の小麦、野菜なども並行して作り販売していた。
また、ワインのボトル販売は地元や観光客のみで、大部分はネゴシアンが桶買いしていた。
2009年、パトリック・メイエの影響もあり、ピノ・ノワールで最初のSO2無添加のワインをつくる。
これを機にSO2無添加のワインに気持ちが傾いていったジャン・マルク。
2013年、初めて全てのワインをSO2無添加で仕込む。
2014年、並行して行っていた野菜販売をやめ、またネゴシアンに売るワインも大幅に減らし、SO2無添加ワイン造りに専念し現在に至る。