DETAIL
ビネールによるコンサルティングを受けていたが今回初の単独リリース|3代目にやっと自社瓶詰を始めたヴァイマン家
【生産者】ジャン=リュック・シェルリンガー
【生産地】フランス/アルザス
【タイプ】白ワイン(やや甘口)
【品種】ピノ・グリ
【Alc.】13%
【容量】750ml
【2019vinは】
粘土石灰質土壌に植えられたピノグリから造れられ、クリアな黄金色の外観。
ドライなアプリコットや蜂蜜のような凝縮した香りや、乾燥したほんの少しのスパイスが抜栓直後から溢れ、香り自体は太くリッチな為、思わずウットリしてしまうほど。
香りとは反対に味わいのアタックは非常にしなやかでエレガントな優しい味わい。
柔らかくすんなりと喉を通るその液体は、残糖(42g/l)もあるとは思えない程です。
蜂蜜的ニュアンスとスパイス感の調和した味わいは鴨や地鶏、豚などとの相性が抜群で、様々な肉料理と合わせることが出来ます。
セラー温度よりも少々冷やして、大振りのグラスで飲む事をお勧めします。
【ドメーヌ・ヴァイマンについて】
アルザス地方のコルマールより北に10km離れたところにあるリボーヴィレ(Ribeauvillé)。
ドメーヌ・ヴァイマンは現在7.5haの畑(区画は30カ所以上)を所有し、その中にはグラン・クリュであるシュロスベルグも含まれています。
ドメーヌは現在の当主であるジャン=リュック・シェルリンガーの祖父、グザヴィエ・ヴァイマンによって1948年に設立されました。
その後グザヴィエが息子であるポール・ヴァイマンに引き継ぎましたが、ポールが1996年に急逝。
ジャン=リュックが、ただ一人の跡継ぎと言う事で急遽、醸造学校へ入学しワイン造りを学びました。
叔父のポールが喘息で急逝したということもあり、彼は農薬や除草剤による農法に疑念を抱き、1999年にビオロジック栽培することを決意。
2004年にビオ栽培開始、2007年にはエコセールの認証を取得しました。
2011年からクリスチャン・ビネールによるコンサルティングを受けていましたが、今回初の単独リリースとなりました。
初代はブドウをネゴシアンに販売、2代目はバルクワインをネゴシアンへ販売、3代目にやっと自社瓶詰を始めたヴァイマン家。
独立したワイン生産者として、1歩1歩着実に歩みを進めてきたドメーヌ・ヴァイマン。
改めて注目の生産者です。