DETAIL
トムが愛してやまない品種リースリングで造るワイン
【生産者】トム・ショッブルック
【生産地】オーストラリア/バロッサ・ヴァレー
【タイプ】白ワイン
【品種】リースリング
【Alc.】11.5%
【容量】750ml
【このワインについて】
トムが愛してやまない品種、リースリングで造るワイン。
トム曰く、ブドウの植わる場所を、容易に表現することができる品種との事。
強靭な酸を持ち合わせているので、収穫時期もできるだけ引っ張るようにしている。
【トム・ショブルックについて】
トム・ショブルックは南オーストアリア州バロッサ・ヴァレーで長年に渡りブドウ農家を営み続けてきた一族の出身。
一念発起して2001年から6年間イタリアに渡り、トスカーナ州キァンティのリエチネを拠点としてヨーロッパの様々なワイナリーで経験を積み、2007年よりワイン作りを開始しました。
ブドウ農家の出身だけあり、トムが自らのワインを作り始める上で最初に手掛けたのは、収穫するブドウ畑全てのプラクティスをビオディナミによる運営に切り替える事でした。
ブドウの質がワインの質を決定する最大の要素であると考えているからです。
次にトムが挑み始めたのは極力ナチュラルなワイン造りです。
伝統的に完熟させ過ぎる程に果実に凝縮感を持たせるスタイルを重んじてきたバロッサ・ヴァレーに於いて必要不可欠な人為的添加要素のありとあらゆるプロセスを拒絶し、唯只管に自らの哲学を貫き通す彼の姿に対する否定的な意見は当時非常に大きなものだったと言います。
「気が狂ってる」等と言った余り好ましくない意見に耳もくれず、トムは自分が信じた道を邁進して来たのです。
現在ルーシー・マルゴーと並んで南オーストラリアのナチュラリスト御三家と称賛されているトム・ショブルック。
奇しくも同じ年に同じアプローチでワイン作りをスタートした2人。
設立当初はお互いを意識する余りに激しいライバル関係にあった2人。
今となっては賞賛しあいながら刺激を与え合う2人。
ショブルックがスターダムに伸上る日はきっと近いです。