DETAIL
オークセロワ 3 年分をウィヤージュせずに酸化熟成させアッサンブラージュしたTrio「三重奏」
【生産者】ジャン・マルク
【生産地】フランス/アルザス
【タイプ】白ワイン(マセラシオン)
【品種】オークセロワ
【Alc.】13.5%
【容量】750ml
【このワインについて】
オークセロワ 3 年分をウィヤージュせずに酸化熟成させアッサンブラージュしたTrio「三重奏」という名のキュヴェ。
【2022VTは】
今回は 2022 年 60%、2021 年 20%、2020 年 20%と 2022 年がベースのためミレジムは 2022 年でリリースしている。
ワインの構成としては、2020 年と 2022 年はマセラシオンが軽く掛かっており、2021 年は完全ダイレクトプレスのワインで仕込んでいる。
この3つのアッサンブラージュにより、味わいはどちらかと言うとオキシダシオン(酸化)というよりも、マセラシオン寄り。
フルーティーで骨格があり、ピーチティーのような果実味と優しい収斂味が心地よく味わい複雑なワインに仕上がっている!
ジャン・マルクは合わせる料理にチーズを奨めるが、味わいに鉱石のような硬いミネラルとやさしいタンニンがあり、豚や鳥などの白肉の料理とも相性が良さそうだ!
色合いは透明感のあるオレンジがかった淡い琥珀色。
黄桃のコンポート、ドライアプリコット、マーマレード、マテ茶の香り。
ワインはフルーティかつはっきりとしたストラクチャーがあり、ピーチティーのような濃厚なエキスにこなれたしたたかな酸、チョーキーなミネラル、紅茶のような繊細なタンニンの収斂味溶け込む!
残糖2 g/L以下の辛口!SO2無添加!ノンフィルター!
【ジャン・マルク・ドレイヤーについて】
オーナーのジャン・マルクは4代目。
幼少の頃から父の畑仕事を手伝うのが大好きで、14歳にはすでにトラクターを運転していた。
高校を卒業し会社勤めをしていたが、2000年25歳の時、父の定年が近づいたことを機に実家に戻る。
農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通い、同時に、以前から興味のあったビオディナミをパトリック・メイエのところで学んだ。
2004年、完全に父の畑を引き継ぎドメーヌ・ジャン=マルク・ドレイヤーを立ち上げる。
そして、6haあった父の畑をビオディナミに変える。
立ち上げ当初はブドウ栽培の他にもジャガイモや古い昔の小麦、野菜なども並行して作り販売していた。
また、ワインのボトル販売は地元や観光客のみで、大部分はネゴシアンが桶買いしていた。
2009年、パトリック・メイエの影響もあり、ピノ・ノワールで最初のSO2無添加のワインをつくる。
これを機にSO2無添加のワインに気持ちが傾いていったジャン・マルク。
2013年、初めて全てのワインをSO2無添加で仕込む。
2014年、並行して行っていた野菜販売をやめ、またネゴシアンに売るワインも大幅に減らし、SO2無添加ワイン造りに専念し現在に至る。